いまも漂う歴史の痕跡。
土岐市土岐津町高山地区に今も色濃く残る歴史街道(下街道高山宿)はかつて、那槙ヶ根追分から名古屋城下を結ぶ中山道の脇道の中間地点として馬継場、宿場町として栄えました。物見櫓からは土岐市街を一望できます。
昨今は地域ボランティアと行政の連携にて、かつてお城(高山城)があった場所には物見櫓(ものみやぐら)が建てられ、泉町を一望することができます。日中は人々の営みを、夜間には夜景スポットとしても隠れた名所です。高山区民会館に歴史資料の展示があります。
高山城跡から下った先には、高山区民会館がございます。この施設には当時を物語る貴重な資料の展示や会議スペース、和室などがあり地域住民の多目的場として活用されています。毎年10月の一日間、一帯は戦国時代にタイムスリップ!
毎年10月に『高山城戦国合戦まつり』が開催され、下街道一帯は甲冑武者で溢れ返ります。武者行列をはじめ小さなお子様から親御さんまで一緒になって参加できますよ。定期的に野点(戦国茶屋)が開催されています。
高山区民会館の向かいにある屯所(とんしょ)では、茶道 裏千家の先生による野点が定期的に開催されています。一服300円とリーズナブルな価格にも関わらず、本格的なお抹茶と和菓子をいただけるほか、手づくり小物の展示販売など楽しみがいっぱいのスペースになっています。穴弘法は、紅葉の名所です。
高山城跡のふもとにある穴弘法(あなこうぼう)では毎年11月に紅葉のライトアップが行われています。市内では曽木公園の逆さもみじが有名ですが、こちらは大きな渋滞もなく、しっとりとした幽玄な紅葉をお楽しみいただけます。スポット概要
- 電話番号:0572-55-0112(高山城高山宿史跡保存会)
- 営業時間:上記までお問い合わせください。
- 駐車場:周辺に多数の無料駐車場あり
- 見どころ:高山城跡、穴弘法、戦国合戦まつりほか
- 会場住所:岐阜県土岐市土岐津町高山
- 詳細情報:高山城高山宿史跡保存会 様公式サイト